お酒と夜景
いよいよセクキャバ初体験。
45の歳にもなる俺は、いい年のくせに手汗をかきまくっていた。

女性とはキスまでしか経験していない、そんな俺が……。
ここでは、俺が、上野でセクキャバ初体験を行なった体験談を記したいと思う。

上野のセクキャバ嬢はOL風の普通の女の子だった

黒服の男の子に「お客様?」と声をかけられ、はっとする俺。
そうだ、セクキャバに来たのは初めてだと伝えたところだった。

黒服の男の子は、場内指名というのをしなくてはいけないことや、女の子をどこまで触っていいかなどのルールを教えてくれた。

あと、どうやらセクキャバというのは、サービスタイムというのがあって、その時に女の子が積極的になってくれるらしい。

説明が終わると、俺は真っ暗闇の中のある一席に通された。
しばらくして、胸が大きく開いた赤いドレスを来た女の子がやってきた。

「はじめまして。葵です。よろしくお願いします!」

俺はもっと派手なギャルが来るかと思っていたら、想像と全然違っていた。
葵という女の子は、うちの会社にもいそうな普通のOL風の女の子だったのである。

葵が上野でセクキャバ嬢をしている理由

初のセクキャバで緊張していた俺は「あ、ああ、よろしく」と言うのが精一杯だった。
そんな俺を察してか、葵は「初めてなんですよね? 安心してください、うちのお店は初めての人が多いお店ですから」と声をかけてくれた。

喉が乾いた俺は、ビールを頼むことに。葵にも「何か頼むか?」と聞いてみた。
葵は「ありがとうございます! では、フルーツカクテルで。うちのフルーツカクテル、とっても美味しいんですよ♪」と笑う。

ドリンクが来ると乾杯をすることに。

ドリンクを飲む葵に「どうしてセクキャバのバイトを上野でしているんだ?」と聞いてみた。
聞いた後で、こんなことを聞くのは失礼に当たるのでは……と思った俺だったが、口にしてしまったものはしょうがない。

葵は「普段OLをしているんですけど、私、洋服とかメイク用品にお金をかけたくて。贅沢したいから副業としてセクキャバを始めたんです。上野で働いているのは、友達が元々このお店で働いていたから」と、丁寧に答えてくれた。

そんな葵に、すっかり心を許せた気がして、仕事の愚痴などもいろいろ聞いてもらっていると、ビールが気持ちいいくらいに回る。

「このフルーツカクテル、美味しいって言ったでしょ? ほら」と葵は、カクテルに入っていたぶどうを口移ししてくれた。

あぁ、ここはセクキャバだった。

それを忘れるくらいに、葵のトークに魅了されていた俺。
このプルプルの唇に、今にも溶かされそうである。

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